下高井戸シネマで『スパイナル・タップ』を見ました。最近の映画かと思ったら、1984年公開の古典だったのですね。
ヘビメタバンド「スパイナル・タップ」のツアーに密着取材した映画、という設定のモキュメンタリー。スパイナル・タップはパロディバンドですが、作中では実際に出演者が演奏していて、レコードも出してツアーもやってるのだそうです。ラトルズみたい。
やたらオーバーアクションでなれなれしいプロモ担当者とか、ボーカルが易経にはまってるとか、ディティールが絶妙に凝っていて楽しい。しょうもないバカ映画かと思っていたら、しょうもないバカ映画ではあったのだけど、傑作でした。