相撲協会は技能賞の存在を忘れてしまったのかしら。
殊勲賞 栃煌山(10-5)
本当の殊勲賞をもらいました。
十日目までの主役。横綱を連覇した次の日から、それまでの強さが幻のように1-4。もったいない!
こんなに強い人がなぜこんなに脆いのか、よく分からない。モードが切り替わったみたいでした。
技能賞 遠藤(10-5)
低くあたって差して速攻、あるいは前廻しを取って拝み立てる。勝った相撲は目を見張るものでした。心の技能賞です。
一方で、千代大龍戦の敗戦に見られるように、出足を食い止める立ち合いは課題として残ったままのようです。ここまで来ると、ある程度注文相撲も織り交ぜたほうがいいのかな。ガラじゃないけど。