Debian squeeze のリポジトリに入ってる Sphinx は 0.6.6 と大分古いので機能が色々と使えません。新しい Sphinx が欲しい。でも unstable なリポジトリは使いたくないし、 setuptools を使うと apt の依存関係を壊しそうなのが嫌です。
そこで、 virtualenv というツールを使うと、独立した Python 環境が入れられることが分かったので、これを使いました (Ruby の rvm 相当) 。
/usr/local/python-virtualenv/python2.6.6 に Python 環境を作って、そこに最新の Sphinx を入れます。
$ sudo apt-get install --no-install-recommends python-virtualenv ... $ sudo mkdir /usr/local/python-virtualenv $ sudo virtualenv /usr/local/python-virtualenv/python2.6.6 --no-site-packages ... $ sudo /usr/local/python-virtualenv/python2.6.6/bin/pip install sphinx ... $ export PATH=/usr/local/python-virtualenv/python2.6.6/bin:$PATH $ sphinx-build Sphinx v1.1.3 ...
これに加えて virtualenvwrapper というツールを使うと、 bash でコマンドを叩く時、簡単に Python 環境が切り替えられて便利らしいのですが、今回の対象はサーバなので入れていません。
Mitch Fournier さんの Getting Started with virtualenv (Isolated Python Environments) という記事を参考にしました。
