Operaで日本語書けるようになった

Ubuntuを9.10にアップグレードした。scimにかわってIBUSが標準のIMになり、これはローマ字入力割り当てが変更できないのだった。私はいつも、アルファベットの「l」で「ん」を入力するように設定しているので、大変つらい。もともとscimにも、nautilusのインクリメンタル検索ができなくなる不都合があった。この際だからuimを入れてみた。

ところが、Qtへのブリッジを構成するuim-qt3のパッケージが壊れていてインストールできない。Qtアプリ=Operaで日本語が入力できない状態で、今日までしばらく我慢していた。

さっきuim-ximを使うように設定したら、GTK+でもQtでもちゃんと日本語が入力できるようになった。

uim-ximをIMとして使う設定

  1. 「システム」→「言語サポート」を開く
  2. 「キーボードで使うIMシステム」を「none」に設定する
  3. ~/.xprofileに以下を書く
export XMODIFIERS=@im=uim
export GTK_IM_MODULE=uim
export QT_IM_MODULE=xim
uim-xim &

意味はよく分かっていない。

uimローマ字入力割り当てを変更する

~/.uimを次のように書く。

(require "japanese.scm")
; "l"ではじまる設定を抜いて、"l" -> "ん"を追加する
(define ja-rk-rule
  (append '(((("l") . ()) ("ん" "ン" "ン")))
          (filter (lambda (lst) (not (equal? (caaar lst) "l"))) ja-rk-rule)))

uimの設定はSchemeで書く。

uimのvi協調モード

uimはvi協調モードが素敵だ。vimノーマルモードにするためにを入力すると、同時に直接入力モードに戻ってくれる。