間違いなく『万引き家族』はピカイチです。
Java女子部「Java SE 8から11で何が起きた?一気におさらいしてみよう!」
Java女子部で、Java SE 8から11にかけての変動について喋らせていただきました。
特定の技術に限らない、Java SE全体の動向の話をするのははじめての経験だったので、大変でした。扱った話題は次のとおりです。
これらの変化が、たかだか2年のあいだにドカドカっと起こって、しかも相互に関連している。「Write Once Run Anywhereの担い手としてのJavaの役割は縮小しているが、一方でサーバサイドの処理系としてはより実用的・先鋭的になって、進化を早めている」というストーリーでまとめてみたのですが、立場しだいでぜんぜん違って見えるのでしょうね。
もうひとつはじめての経験として、ハンズオンを実施しました。題材はOpenJDKとモジュールシステムです。反省点は2点。 1) 詰め込み過ぎ。結局最後まで行きつけませんでした。 2) macOSでの動作確認をしておらず、手順通りでは動かなかった。参加者の方に解決していただきました。
最後に、カメラのレンズが、その場にいたものすら体験できなかったような「現実」の一側面を映し出せることについての批評的ツイート。
クリスマス忘年懇親会です#javajo pic.twitter.com/4ByIhpF22r
— まーや(Maaya)@QuantXはじめました (@maaya8585) 2018年12月23日
里山引退
● 3-4琴鎌谷(左下手投げ)里山4-3 ○
里山左おっつけから、頭を付けてしぼりながら左差しに。後ろ褌を越すまで深くする。琴鎌谷が引っ張り込んで上手投げをうつところ、平蜘蛛で粘って下手投げを打ち返した。物言いがついてもおかしくなかったけど、とにかく勝ち越し。
この一番をもって里山が引退、佐ノ山襲名との報道がありました。
今日の一番なんか、まさに里山!という、泥臭い、死にものぐるいの、血と汗と泥が練りかたまったような相撲で、4連勝の勝ち越し。これこそ有終の美だと思います。
低く当たって潜り込んで向こう付け、なんとしてでも左を差し込んで、引きずり倒すような下手投げ、捻り、肩透かし。土俵に詰まっても伝え反りや一本背負いで、最後の瞬間まで土俵にしがみついて、相手を死地に引きずり込むという相撲でした。小兵の業師で、ここまで華麗さのない人はなかなかいないし、ここまで胸を衝く、スペシャルでダイハードな相撲を取る人も、そうそうは出てこないと思います。
2018-11-23 20:30に追記:
<十三日目の様子>幕下取組。里山 下手投げ 琴鎌谷。#sumo #相撲 pic.twitter.com/Ig60XNVvbk
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年11月23日
毎場所連日、こんな風に髷ぐしゃぐしゃで精魂使い果たして、それで37歳まで相撲取ったんですよ!
渋谷で野宿者支援の共同炊事(炊き出し)に参加しました☆
渋谷で、のじれんが実施している共同炊事(炊き出し)に初めて参加しました。
16時から区役所仮庁舎裏の美竹公園で、洗いもんしたり物運んだりご飯よそったりで4時間ちょっと、200人分くらいのご飯とシチューを作って食べました。大変おいしうございました。これだけの人数分ともなると、鍋も釜も一抱えくらいの大きさで、野菜も米も洗いもんも見たことがないくらいの量です。
ここのように、野宿者と支援者が一緒に炊事するところは珍しいのだそうです。
『万引き家族』
下高井戸シネマで10月21日に見ました。TOEICの日付を一週間違えたので、ヤケクソで『カメラを止めるな』、『グッバイゴダール』と三本立てにしました。他の二本も楽しめたのですが、『万引き家族』は群を抜いていた。ケタが違うレベルの傑作です。
犯罪を紐帯とするアウトサイダーたちの疑似家族という設定からして、ケン・ローチ的に、オルタナティブな倫理をバーンと打ち出すスタイルかと思わせるのですが、作品の主眼は違うところにあります。主眼は、危機の予感の中で、登場人物各々がもつ善悪の基準や、愛のとらえ方が揺り動かされること。それでも彼らが新しい生活へ歩を進めるための折り合いを、覚悟を持って選び取ること。
きわめて奇抜な状況を、きわめて繊細に、上品に描写していて、作品の質という点でも完璧です。樹木希林の遺作であるに足る映画だと思います。
カルロ・レーヴィ『キリストはエボリで止まった』(訳書2016年, 岩波文庫)
「暗黒の南イタリア農村」みたいな話かなあと思っていて、それ自体間違ってはいないのだけど、むしろ貧しく悲惨な農村に魅惑される過程を描いた本でした。
- 作者: カルロ・レーヴィ,竹山博英
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 文庫
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大相撲2018年九月場所中日
本場所の土俵で生きているのは、対戦するふたりの力士だけであって、その他は行司も呼び出しも審判も観客も、書き割りみたいなもんだ。
● 3-1豊昇龍(左上手投げ)白虎4-0 ○
右四つ。豊昇龍右内掛けに行ったところを白虎左上手を引きつけて寄る。豊昇龍右下手投げで逆転をはかり、軍配豊昇龍だが、豊昇龍の左手が付くのが早く差し違え。
● 3-1一木(左突き落とし)栃清龍4-0 ○
一木突っ張りから宗を押して出るところ、栃清龍左に開いて突き落とし。
● 3-1富栄(左突き落とし)琴太豪4-0 ○
琴太豪いきなり左上手狙い、富栄飛び込むが琴太豪左、右、左といなして突き落とし。
● 1-3慶天海(送り出し)肥後ノ城2-2 ○
肥後ノ城右からいなしたので慶天海左刺さった。頭をわきのしたに入れて出たが、肥後ノ城右上手出し投げから横について送り出し。
○ 3-2大成道(押し出し)炎鵬4-4 ●
炎鵬左で足取りに行くが、大成道がアウトボックスして押し出し。
● 5-3照強(右小手投げ)豪風4-4 ○
豪風左に変わる。照強左を深く差すが豪風も左差し手を返す。豪風右首投げに乗じて照強が後ろにつこうとするが、豪風強引に右小手投げ。豪風のほうが大きいので変な感じ。
● 3-5琴勇輝(徳利投げ)安美錦5-3 ○
安美錦ゆっくり手を下ろすが、琴勇輝が手をつかず安美錦が嫌う。安美錦今度はちょん立ち、右に変わって回り込んで、きっちり俵の上で叩き込み。と思ったら、決まり手徳利投げだった。
● 7-1北勝富士(寄り切り)竜電7-1 ○
北勝富士右喉輪で離れようとするが竜電下がらない。竜電左差し、右も差して、かいなをつきつけて寄り切り。竜電良い相撲だけど、北勝富士ちょっと消極的な取り口だった気がする。
● 6-2御嶽海(押し出し)勢1-7 ○
突っ張り合い、勢が終始下から跳ね上げて、御嶽海叩いたところを付け入って押し出し。
○ 3-5正代(引き落とし)高安7-1 ●
たがいにぶちかまし、高安の威力が優って前に出る。しかし高安ちょっとはたいたところを付け入って左差し、右おっつけ。正代右巻き替えに出たところ高安前に出るが、正代右に開いて引き落とし。
大相撲2018年九月場所7日目
○ 5-1竜電(寄り切り)千代翔馬3-3 ●
突っ張り合いから左四つ、竜電右上手。引きつけて左差し手を返して寄り切り。
● 2-5阿武咲(叩き込み)阿炎5-2 ○
阿炎の両喉輪を耐えて阿武咲おっつけて出るが、阿炎俵の上で左にくるりと開いて叩き込み。阿武咲良い攻めで惜しかった。
○ 6-1御嶽海(右突き落とし)貴景勝2-5 ●
突っ張り合い、貴景勝左右合わせて四発張るが御嶽海頭を下げて突き手を跳ね上げつづける。御嶽海右おっつけから押し込むと貴景勝左に開いて体勢逆転。貴景勝決めに行ったところ、今度は御嶽海俵の上で右に開いて突き落とし。見ごたえのある一番。