大相撲2017年正月場所14日目

○6-1岩崎(引き落とし)阿炎5-2●

阿炎両手突きから突っ張り。岩崎これに頭を下げて応戦。阿炎が出てくるところを引き落とし。

○4-3明生(叩き込み)大成道3-4●

明生右、大成道左で踏み込む。押し合いから明生が右で首を叩いて叩き込み。

○6-8照強(引き落とし)栃丸3-4●

照強潜り込んで左を探るような立ち合いに、栃丸突っ張り。栃丸の右カイナを照強ハズ押しに押し込んで、パッと離れて引き落とし。

○7-7旭大星(右切り返し)大奄美9-5●

旭大星突き放しておいて右上手、グルグル振り回して二回転、機敏に右切り返し、左を突きつけて土俵中央に倒した。

今日は業師の旭大星。

○6-8旭日松(叩き込み)安美錦4-10●

旭日松思い切って左に変化。

○8-6小柳(押し出し)徳勝龍10-4●

小柳左ちょっと踏み込んでぶちかましから一気に押し出し。

●7-7里山(押し倒し)琴恵光8-6○

琴恵光の上突っ張り、里山左に左に回り込んでなんとか引っ掛けて絡め取ろうとするが、琴恵光ひるまず押しに押して押し倒し。里山あといちんち!

●3-11北太樹(押し出し)力真7-7○

力真両手突きから左右ののど輪で押し出し。

○10-4誉富士(押し出し)阿武咲8-6●

阿武咲左ハズから押して出るが、叩いたところに誉富士付け入って押し出し。

●4-10青狼(押し出し)天風9-5○

立ち合い三度合わない。天風の左がすぐに入って攻勢。青狼右に開いて逃げるが足が出た。

●5-9阿夢露(寄り切り)東龍5-9○

東龍すぐに右前廻しを引いて出し投げから寄り切り。

●4-10希善龍(突き出し)千代丸7-7○

千代丸両手から突っ張り。希善龍左に回り込むが、千代丸両のつき手がよく伸びて突き出し。

●8-6旭秀鵬(送り出し)剣翔8-6○

旭秀鵬が右を固めて当たるところ、剣翔左に大きく変わって後ろに付き、送り出し。

●6-8豊響(押し出し)竜電8-6○

電突っかける。豊響のぶちかましを竜電両おっつけ、豊響が引くところを押し出し。

○8-6山口(右下手出し投げ)英乃海6-8●

十両最後の一番。山口右かち上げだが、英乃海右四つに組み止める。山口左上手出し投げから頭を付け、右下手を取って下手出し投げ。

○11-3宇良(右すくい投げ)佐田の海7-7●

中入り後の取組。佐田の海が右差し、宇良右おっつけから差して左ハズ、右肩透かしからすくい投げ。佐田の海は宙返りしてしまった。

●6-8貴景勝(突き倒し)大栄翔11-3○

派手な突っ張り合い。大栄翔の引きに乗じて貴景勝が出たが、右を大きく踏み込んだところで大栄翔の右喉輪がカウンターで入って、もんどりうって倒れた。

●5-9臥牙丸(寄り切り)錦木5-9○

臥牙丸、錦木と突っかける。錦木左差し、右おっつけから上手前廻しで寄り切り。

●3-11大砂嵐(左突き落とし)石浦6-8○

石浦左に大きく変化。大砂嵐止まれず、そのまま出た。決まり手は、石浦の左がちょっと触れたのを見て突き落とし。

●8-6輝(左小手投げ)碧山8-6○

輝当たり勝って右差し、しかし間合いがあいたので碧山左から小手投げで逆転。

●7-7千代翔馬(押し出し)大翔丸6-8○

千代翔馬の突っ張りを大翔丸左に開いていなし、向き直ったところを押し出し。

○7-7千代皇(寄り切り)琴勇輝6-8●

琴勇輝出会い頭の両喉輪が強烈で押し込むが、千代皇左に回り込んで耐える。千代皇左おっつけから食いついて逆襲、左上手をつかんで寄り切り。

○9-5豪風(右上手投げ)千代鳳6-8●

千代鳳左を差して出るところ、豪風右上手投げで裏返しに。力が強いなあ。

●5-9千代大龍(左上手出し投げ)嘉風7-7○

千代大龍右喉輪から突っ張るが、引いて間合いがあいたところ、嘉風が逆に叩いて左上手を取り、突き落とし気味の上手出し投げ。

●3-11栃煌山(寄り切り)魁聖7-7○

栃煌山ガチッと当たって右差し、しかし魁聖が左上手を引きつけて寄り切り。栃煌山これで勝てないとなると厳しい。

○9-5千代の国(引き落とし)遠藤7-7●

千代の国左喉輪、右かっぱじくように当たって、間合いがあいたところを引き落とし。

○4-10隠岐の海(右突き落とし)妙義龍4-10●

妙義龍右おっつけ左ハズで出るが、隠岐の海右から突き落とし。妙義龍前に落ちやすくなったなあ。

●5-9宝富士(押し出し)松鳳山6-8○

松鳳山両喉輪づきから宝富士の左をひっぺがして突っ張りきった。

●8-6北勝富士(押し出し)御嶽海10-4○

未来の看板取組。御嶽海が終始突っ張り、北勝富士が左叩いたところを付け入って押し出し。

●10-4高安(右突き落とし)蒼国来11-3○

蒼国来左おっつけから左差し、両者左下手。高安が下手を切って寄って出て、決めにかかるところを蒼国来右から突き落としで体を入れ替えた。

○9-5玉鷲(素首落とし)荒鷲5-9●

荒鷲左前廻し掛かりかけるが玉鷲ひきはがす。荒鷲の上体が突っ込んだところを玉鷲右肩透かしからすくい投げ。決まり手は素首落とし。

○13-1稀勢の里(寄り切り)逸ノ城10-4●

稀勢の里両足飛びで踏み出し、左おっつけきって両差し。腰をおろして寄り切り。安心安心。

○8-6勢(寄り切り)琴奨菊4-10●

勢右差し、琴奨菊左かかえて寄っていくが、勢右すくい投げで体を入れ替えて寄り切り。

●4-10照ノ富士(寄り切り)正代6-8○

正代左上手出し投げから寄ったが詰めきれず、照ノ富士突っ張り返す。正代今度は両差しになって寄り切り。

●11-3白鵬(寄り切り)貴ノ岩11-3○

白鵬右を固めて左踏み込む。貴ノ岩右差して左おっつけから寄る!土俵際まで追い詰めて左上手を取り理想的な形に。白鵬俵に掛かって左小手投げを打つが、貴ノ岩体をあびせて寄り切り。

これにて稀勢の里優勝!