大相撲2016年正月場所千秋楽

●9-6出羽疾風(左下手投げ)里山9-6○

里山もぐれず、出羽疾風の押しをハズ押し・おっつけでしのいで密着を試みる。左おっつけを絞り上げるようにして左差し、同時に出羽疾風も右上手。出羽疾風上手投げで振り回し、土俵に詰めて寄るのを里山こらえ、再度の上手投げもこらえてついに右前廻しを引いた!左を深く差し直し、右手で出羽疾風の右足を払いながら下手投げ。

●7-8青狼(押し出し)石浦8-7○

十両最後の一番。

石浦二度つっかけ、時間いっぱいから三度目の立ち合いで立った。突っ張り合い、石浦左の張り手で中に飛び込み、押していくところ青狼が右小手投げで逆転をこころみるも、既に足が出ていた。

○5-7-3千代鳳(押し出し)豪風10-5●

幕内の相撲。

千代鳳両ハズ押しで押し出し。

○10-5正代(寄り切り)臥牙丸7-8●

臥牙丸の突っ張りを、正代こらえて差そうとする。正代左を差し、臥牙丸小手投げで潰そうとしたところにつけ込んで、正代寄り切り。臥牙丸負け越し。正代は前半苦労したが、新入幕で二桁。

○8-7妙義龍(叩き込み)誉富士4-11●

妙義龍飛び込んで突っ張り、土俵際に追い詰めたところでまっすぐ叩いた。

○4-11輝(左突き落とし)玉鷲5-10●

玉鷲の突っ張りを輝左からいなすと、玉鷲の左足が飛び出た。輝新入幕で大きく負け越し。もうちょい勝つと思ったけどなー。

●8-7豊響(右突き落とし)隠岐の海10-5○

立ち合い二度合わず。豊響がゴリゴリ押すが、隠岐の海の左はハズに掛かり、右もおっつけて余裕。土俵に詰まったところで右から突き落とし。

○4-11徳勝龍(引き落とし)阿夢露7-8●

阿夢露。徳勝龍のど輪から右に開いて引き落とし。

●7-8北太樹(寄り倒し)蒼国来8-7○

左四つ。蒼国来右をしぼるが、北太樹得意の左差なった。蒼国来左半身、北太樹右半身のような形で蒼国来が寄って、粘るところを寄り倒した。星が星だけに力の入った取組。

●9-6貴ノ岩(右突き落とし)琴勇輝9-6○

派手な突っ張り合い。貴ノ岩左の突きが空振ってつんのめり、琴勇輝の右突き落としに倒れた。

○7-8旭秀鵬(押し出し)御嶽海5-8-2●

突っ張り合いから旭秀鵬密着して押し出し。

●2-13逸ノ城(寄り切り)魁聖5-10○

右四つで魁聖左の前廻し。魁聖寄って出ると逸ノ城無抵抗。

逸ノ城今場所はひどすぎる。場所に出ている、というだけ。

●8-7宝富士(押し出し)高安11-4○

高安突っ張り、宝富士あてがってしのぐが高安の右突きで後ろを向いてしまい、一回転して向き直ろうとしたが土俵外に出た。

○7-8碧山(寄り切り)松鳳山5-10●

碧山猛然突っ張りで松鳳山に天井を向かせ、組み付いて寄り切り。

○5-10勢(押し出し)安美錦6-8-1●

安美錦左に大きく変わって上手投げ。勢これはこらえて押し合い。安美錦がまっすぐ叩くところを勢付け入って押し出し。

●8-7栃ノ心(寄り切り)嘉風8-7○

嘉風両差し。左下手投げで崩して寄り切り。栃ノ心が力を発揮する機会を与えなかった。

○7-8栃煌山(突き出し)豊ノ島12-3●

栃煌山突っ張り、豊ノ島左にいなそうとするが残しきれず土俵を割った。

これで優勝は白鵬琴奨菊のどちらか。

○14-1琴奨菊(右突き落とし)豪栄道4-11●

琴奨菊左四つで寄り立てて右突き落とし。

琴奨菊初優勝おめでとう☆今場所はほとんど完璧。

●10-5鶴竜(寄り切り)稀勢の里9-6○

突っ張り合いから稀勢の里一発張って左を差し、鶴竜の動きを止めて万全。差し手を返して寄り切り。

○12-3日馬富士(左上手投げ)白鵬12-3●

日馬富士一度つっかけて白鵬に一礼。二度目の立ち合いは日馬富士左にズレて立って、すぐに左からの上手投げ。