4月11日にJJUG CCC 2015 Springが開催されました。だいぶ遅くなりましたが、以下簡単にレポートです。
午前中はほぼ受付やってました。午後はCDの部屋に張り付いて、N分前の札を出したりなんかしていました。ということで、聞いたセッションは次のとおりです。
- 基調講演1 Java20年史 (河村さん)
- CD-1 Javaにおけるnull。これまでとこれから (太一さん)
- CD-2 はまる!JPA (多田さん)
- CD-4 『Embulk』に見るモダンJavaの実践的テクニック (なひさん)
多田さんとなひさんのセッションの合間に、次のセッションで喋りました。
このセッションでCfPに応募した理由は、「金勘定のためのBigDecimal」というキャッチーなタイトルを思いついた、からです。BigDecimalの使い方は、意外とまとめられていないので、資料を残すことは有用だろう、とも思っていました。このスライド読んどいてちょ、とか言えると便利。
Money and Currencyの話は、時間割の発表後に @making さんに煽られて追加しました。考えてみれば、今Javaの金勘定の話をするのであれば必須の内容だと思います。また、分量もちょうどよくなったようです。
当日は、自動ページめくりが止めらなくなってしまった他は、まず穏当に済みました。50分ぶっつづけにしゃべるのは疲れた。
今回は、Java女子部の発足後、たぶん3度目のCCCですが、講演者は全員男性でした。あまりよいことではなく、女性の講演者が増えるのが望ましいと思っています。もちろんこの偏りは、Javaコミュニティだけに原因があるのではなくて、職場の環境や労働法制や学校教育や、その他もろもろが影響しているはずです。でも、CCCの参加者が700人に達しようとしている今、Javaコミュニティの存在感はかつてなく大きくなっているわけですから、できることは結構あるんじゃないか、という気がしています。